笑っていればなんとかなる

はじめたばかりなので温かい目で見ててください。

松浦弥太郎さんのトークイベントに参加しました

4月28日(金)に、松浦弥太郎さんのトークイベントに参加してきました。

場所は蔦屋書店 代官山店。代官山から10分程度歩いたところにあり、建物はガラス張りで外から見ても多くの書籍が並んでいるのが分かりました。本屋以外にも、もちろんDVDレンタルもしていて、またカフェや店舗など、休日1日過ごせるような空間です。

その建物の中にある小さなイベントスペースで、トークイベントは行われました。
定員は60人。松浦さんの新刊「泣きたくなったあなたへ」の発売記念のイベントです。

わたしはこういった、作家さんのトークイベントに参加するのが初めてだったので、ソワソワ・・・
後ろのほうに座ろうと思ってたのに、早く着いてしまい、最前列に座ることとなり、より一層緊張してました。

イベントは、蔦屋書店のスタッフさん(イベントに慣れてそうな60代の女性)が質問して、松浦さんがそれに答えて話をしていく、という雑談に近いようなスタイル。

これまでは書籍を通して言葉を受け取っているだけで、松浦さんの人柄を感じる点が少なかったですが、今回実際にお姿を拝見して、お話されているのを見て、とても腰が低く、丁寧な方であると感じました。
書籍の内容が真面目で、実直で、わたしの心が荒れている時や、頑張りたくない時のような、励ましてほしいときに読むような内容なので、精神が強くてお堅い雰囲気がありそうだと思っていましたが、そんなことはありませんでした。

お話しの中で印象に残っていたのは、「暮らしの手帖」で9年編集長をされ、著書も多いのに、「一生懸命、伝える」という姿勢があったことです。
きっと、立派なキャリアがあるから堂々としていて、本に書かれているような言葉をすらすらと口にされるんだろうと思っていました。実際は、私たち客側に伝わるよう、言葉を選んで、どんな質問にも丁寧に答えていると感じました。


特にバラエティでの芸能人のトークを見ると、面白くするためもあって、ネタをはさんだり、あえて雑に返すことで笑いをとったりという場面があります。
自分があまりテレビを見ないから、仕事などについて真面目に話す場を見る機会が少ないから、というのもありますが。
松浦さんはすべて真面目に、分かりやすいように話を膨らませようと努めていたのが印象的でした。
膨らませようとするけど、上手くいかずに今回すごいグダグダになったけど良かったのかなって、最後に苦笑いされてましたが(笑)

トークイベントの最後に質問コーナーがあり、皆さん良い質問をされてて、その答えで印象に残ったのがこの質問と松浦さんの回答でした。(記憶はおぼろげになってますが、趣旨は合ってる・・・はず)

衣食住の「住」の面で大切にしていることは何か?

⇒未完成であること。完成されていると、自分が手を加える余地がないから。
 恋愛も同じだと考えていて、人を好きになるときは、その人の優れている面を好きになるんじゃなく、ダメな面を好きになると思う。だから、友達には「ワルい奴」が多い。ダメなところがあるけど、それが人間らしくて好き。

トークイベント前であれば、この回答が意外と感じたと思います。
だって、「しごとのきほん くらしのきほん100」であれだけ真面目なことを書かれているから、そういうことを実践している人を好きになると思うから。
でも、トークイベント後に聞くと、分かるな~と思ったのは、松浦さん自身が劣等感や精神的に弱い部分があると自覚していて、人の弱さを誰よりも分かっているから、と思ったからです。
ご自身が高校中退後に単身渡米した際、「人は人がいないと生きていけない」と強く感じたから、手を差し伸べたいんじゃないか、と。
これについて自分についていろいろ考えましたが、ここで書くと長くなるのでまた別の機会にします(笑)

サイン会ではお話はできませんでしたが、「○○さん?」と私の名前を確認してくれた時の優しい笑顔が印象的でした。