笑っていればなんとかなる

ネガティブで頭でっかちなアラサー女が楽しく、ときどき真面目に生きるをテーマにつづります。

悲しい過去×女装×殺人鬼な安田くんをありがとう

こんばんは。十五祭の感想を書く前に、とある映画作品について書きたいと思います。「スキャナー 記憶のカケラを読む男」という、2016年に放映された作品です。当時は、エイトさんから離れていたので作品名を聞いてもピンときませんでした。会社帰りに、ふとこの作品のことを知り、調べてみたらあらビックリ。犯人役ですって!感想を漁った時に、「ネタバレせずに観てください」という言葉を何度も目にしましたが、耐えきれるわけもなく、ネタバレを見たら…とんでもなく美味しい役じゃないか!!!ということで、そのままTSUTAYAに駆け込み帰ってすぐ見ました。

最高。

わたしはこんな安田くんが見たかったんですよ!!!!!!もう3年も前の作品なので、ネタバレは気にせず書きます!もう、ぶちまけたくて仕方なかった!!!ストーリーについては他のサイトをご覧ください。今回は安田くん演じる警視庁職員・佐々部悟についてのみ、語ります。

佐々部は境遇が救いがなくてしんどかったです。大好きな妹を失くし、両親に罵られる日々が始まり、両親に好かれようと妹の格好をするも逆に気味悪がられ虐待を受けてしまう。そこから深い闇が彼を取り巻き、妹を奪うきっかけを作った人たちに復讐することを決める。両親が良い人だったなら、養子として引き取ってくれた人たちに心を開けたなら、こんな悲しい事件は起こらなかったかもしれない、と思うと辛いです。妹を想い過ぎる気持ちが彼を歪めてしまった。完全にファンの贔屓目ですが、この役は安田くんに合っているなと心から思いました。
特筆したい3点はこれだ!!!

女装

これは安田くんの背丈の小ささと中性的な顔立ちがめちゃくちゃ活かされてましたね。背は小さくてもガタイは良いから女性には見えなかったけども(笑)そして、キャンジャニの安子など女装をすると女性顔負けの可愛さを発揮するのに、今回の女装はとても気味が悪かったですね…。深い闇を抱えているので、それもよく表れていたんじゃないかと。女装するときは表情がとても怖いので髪の長さも相まって貞子にしか見えなかった。カツラをとられた時、とった相手を睨んでいたのですがその顔が超絶かっこよかったです!

複数の演じ分け

私は役者さんの演じ分けが大好きなので、多くの顔を持つ佐々部くんは非常に見応えがありました。社会に適応した警視庁職員としての顔、復讐心にとりつかれた殺人鬼としての顔、愛しい妹を見る時のお兄さんの顔、真実を知ってなんの罪もない人たちを殺めてしまった事実を突き付けられ、警察に取り囲まれた時の絶望やら後悔やらいろんな心情がないまぜになった表情、安らかに亡くなる時の表情…。こんな美味しい役に選んでくれてありがとうとしか言いようがないです。
これまで、私が見たことのある安田くんは、「ヤスコとケンジ」を除いて基本的に心優しい青年。ちゃんと見れていないけど、「ROMES」では真面目な警察官(だったよね?)、「フラジャイル」では余命少ない幼稚園の先生(これは大泣きしました)、「夜行観覧車」では兄弟たちを守ろうとするお兄ちゃん。良い人な役。それはそれで、安田くんにピッタリだったのですが、お芝居が好きな人間としては新境地を開いてほしいと思っていたので佐々部は本当に私がずっと見たかった安田くんでした。
個人的に、女装しているときの安田くんの話し方に興奮しました。妹になりきっているので、幼い少女のような話し方で、安田くんの優しさが表れている声だからこそ恐怖が倍増していたように思います。(音声だけ録音して何回も聞きたい)
あと、感想を漁った中で見かけたのが「安田くんは目のお芝居が細かい」こと。それを見て注目してみたのですが、確かに目の動きがすごかったです。目で芝居する人、大好きです。

尊い涙と美しい死に際

安田くんの涙の流し方がとても綺麗でした。エリカから真実を聞かされた時と警官に囲まれて上司に説得される時に、一滴涙を落とすんですが、とにかく尊い。綺麗に泣きますね、安田くんは。クロニクルのテラスハウスパロの指示でいっつも泣かされていたのを思い出しました。
そして、死に際。どうしようもなくなった彼は、最終的に自らの心臓に銃をつき立て自決するのですが、死に際が美しかった…。少女が着る白のワンピースを着ていることもあり、美しいと思ってしまったんです。心臓を撃ちぬいた直後の痙攣する演技上手いな…と冷静に感心する自分がいました(笑)

最後に1つ、気持ち悪い話をするんですが、女装時に安田くんが太ももにつけてるレッグホルスター(もしくはアンクルホルスター)の画が最高に興奮したことをお伝えしておきたい。とりあえず興奮して写メった汚い写真を載せておく。私は初見の際1人で「ふへへへへ…」と声に出して笑ってしまいました…。可憐なワンピースの下からこんな男らしい足が出てくるの、やばいよね。

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この作品を見て、私は安田くんのお芝居が好きだなぁと思いました。「忘れてもらえないの歌」の時も思ったけれど。身体のこともあるので無理はしてほしくないけど、舞台・映画・ドラマで俳優・安田章大をもっと見たいと強く思う!舞台は毎年やってくれているので、これからは舞台は毎回観に行くぞ!